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認知症の介護

近年、要介護者の2人に1人の割合で認知症の症状が見られると言われており、認知症患者の方を介護する場合、通常よりも細かな配慮が必要であったり、より高い介護技術が要求されます。
一言で認知症と言っても人によって症状は様々で、その時々の状態に合わせて、適切な対応をしなければいけません。

たとえば、認知症が原因で事実とは異なる発言をしたり、普段とは違う行動を取ってしまったときなど、もし間違ったことをしたとしても本人には全く悪気がありませんので、無理に指摘するようなことはせず、本人が納得するような方向へ持っていくことが大切です。
なにより、認知症の介護に重要なことは本人の意志を尊重するということで、必ずしも認知症患者の方を正しいとする必要はありませんが、間違っているからといって強く否定するわけにもいきません。

認知症の大きな要因は脳からくるものですが、そのほかにも様々な原因が影響して認知症を引き起こすことがありますし、服用している薬によって症状が起きる場合もあります。
介護者の方が一番の理解者となって、認知症患者の方を手助けしながら介護するのが最善の介護方法であるといえますので、無理に指摘してお互いに精神的な負担となってしまわないように注意しましょう。

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