
介護と看護はどちらも生活を補助・援助するという点では一見、同じように見えますが、実際には大きな違いがあり、この違いを知らない方が多くいます。
主に、日常生活を送る上でなにか支障が出たり、自分一人では行えないことがある場合に補助、または援助することが目的のサービスです。
一般的に介護施設で行われることがほとんどですが、施設に通うことが難しい場合には自宅で介護を受けることもできます。介護を行う上で重要なのは要介護者の安楽であり、施設での介護はできるだけ自宅同様の生活が送れるように配慮するなど、日常生活のサポートが主な内容です。
介護のような要介護者の安楽を主として行うサービスとは異なり、看護では治療を最優先に考えて行われます。
もちろん、看護においても安楽を考慮した上でのサービスが行われますが、介護との大きな違いは医療行為が可能であるという点です。そのため、傷病の治療をメインに行い、その過程である療養上のお世話というサービスが看護ということになります。