介護サービスの基礎知識からサービスを受けるまでの流れなどをご紹介致します。

以前までは、10人に1人が高齢者とされてきましたが、近年の日本の少子高齢化により今では5人に1人が高齢者であるといわれています。さらに、今後もこの少子高齢化はより深刻化していくと見込まれ、数年後にはさらに高齢者の割合が増加すると予想されます。そのため、高齢者を対象とした介護サービスがたくさんの人に利用されるようになりました。

こうした背景から、最近では介護施設の入所待ち状態になることが多く、急な入所希望に応じることができない施設がほとんどとなっています。そこで、自宅で介護が受けられるサービスや一日単位で介護を受けられるデイサービスが登場し、こちらも多くの人に利用されています。

普段から住み慣れている自宅まで迎えにきてくれた上で施設での介護を受けることができますので、一人でも安心して受けられるサービスとなっています。

一般的に、こういったサービスが主流となってきていますが、こうしたサービスの具体的な内容にはそれぞれ違いがあります。また、一日の生活のすべてを介助するものから買い物や食事といった生活の中の一部だけをお手伝いしてくれるサービスまで用意されています。

このように自力で生活できなくなったときに頼りになる介護サービスなど、たくさんの種類がありますので、お困りの際はお近くの介護施設、またはデイサービスセンターに問い合わせて聞いてみるといいでしょう。

介護サービスは大きく分けると、訪問介護やデイサービスなどの『居宅サービス』、グループホームなどの『地域密着型サービス』、要介護の認定を受けた方のみ利用できる『施設サービス』の3種類に分けることが出来ます。しかし、介護度により共通で利用できるサービスもあれば、受けられないサービスもありますので注意が必要です。

以下の図にて大きく分割しましたので、介護サービスを受ける際に参考にしてください。